小話

アスベストの飛散防止。

令和2年3月10日(火)に「大気汚染防止法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。
石綿含有建材が、不適切な除去で飛散すことが分かり、法律の改正がなされる事となりました。

規制対象が強化されたり、事前の調査・報告の義務付けがされたり、罰則が創設されたりといろいろ変わります。
アスベストを使っている建物の解体等が厳しくなります。
石綿含有建材の有無にかかわらず、調査結果の都道府県等への報告を義務付けされる事にもなりますので、大きな建物は解体工事の手続きが面倒になってくるかもしれません。

どういう風に法律が制定されるかわかりませんが、
撤去費用もうなぎ登りな事でしょう。

アスベストの飛散防止にスレートカバー工法はいかがでしょうか?

既存の屋根を撤去せずにスレートカバー工法にて施工するのはいかがでしょうか。
古くなった屋根の上に新しい屋根を付けるので、廃棄物が少なくごく簡単な工程で工事ができます。

スレート屋根は安くて軽いく耐震性が高いですが、割れやすかったりメンテナンス時期が早かったりします。
既存の屋根の材料によってはカバー工法での施工自体が不可能だったり(瓦屋根は難しいです)、
次の持ち主に負担が掛かったり(アスベストの撤去はお金かかります。)しますが、

家を解体しないので、住んだまま工事が可能だったり(足場が有ったりと不便はあります)、
屋根が重なるので断熱・遮音性が上がったりします(二重窓は快適ですよね。)。
ですので、屋根のリフォームをする時に「屋根の上に屋根をつくる」というのも考えてみてはいかがでしょう?

弊社で工事したときの写真です。
これは、倉庫の改修工事をした時のものです。カビが生えて緑色になった屋根を直し、軒樋を取り替えました。

↑ 環境省 改正大気汚染防止法についてのページ
 どうして変わるのかなどがわかります。

↑ 環境省 大気汚染防止法の一部を改正する法律案の閣議決定について
 簡単な説明があります。

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(令和2年現在 法律は最新の情報を確認ください。)