ﾀｷﾛﾝ　ポリカーボネートプレート

今回は「ﾀｷﾛﾝ　ポリカーボネートプレート」をご紹介します！
こちらの商品は、高速道路や国道のスノーシェルター、公共施設の通路シェルターや窓ガラス、ショッピングアーケード、市民球場のスタンド屋根や住宅のカーポートなど様々な場所で使用されています。なぜ、ここまで多様に使用されているのか、特長などをお伝えします！

特長

①抜群の耐衝撃強度

衝撃強度はアクリルのなんと40倍！で、硬質塩化ビニルの約20倍！透明のプラスチック材料の中で最高クラスの耐衝撃強度です。このような高い衝撃強度により、防災、防盗、防護など安全性の面で広い分野に活用できます。

②優れた透明度・光線透過率

5mm厚の全光線透過率が85％以上と、透明性が良好です。しかも、熱伝導率がガラスの1/5と小さいため、耐熱性にも優れ、省エネにもなります。

③軽量で成形・加工が容易

軽量で、荷重変形が小さく、切断・穴あけ・切削などが容易です。また、熱による曲げ加工、真空成形もできます。常温下で曲面(ゆるやかな曲面)に曲げるコールドフォーミング工法が可能です。

④優れた耐熱・耐寒性

ポリカーボネートプレートは、実使用温度領域が-40℃～+120℃と広い温度域に使用できます。その為、真夏の強烈な日光で軟化変形したり、厳冬の脆化による亀裂が生じにくくなっています。また、耐候性にも優れており、長期間の使用に際しても日光や風雨による劣化が少なくなっています。

色んな場所で使われる理由

交通施設

道路用資材としては、様々な環境にも対応できる強度や耐候性が重視されます。ポリカーボネートプレートは、先ほどお伝えした優れた強度、安全性、耐候性を兼ね備えていることで、暴風雨や雪、寒暖差などにも余裕で対応できるのです。従来の道路素材では考えられなかった、認識を変える採光資材となり、活用されています。

公共施設

公共施設は、“ゆとり”や“安らぎ”のある都市開発や住空間が求められ、それには質の高さと造りの良さが重要になります。その為、天井面からの開放感あふれる採光が注目されており、天井面の透明素材も個性的な建築空間づくりに対応できる高い柔軟性が求められています。ポリカーボネートプレートはコールドフォーミング工法により、ゆるやかな曲面に対応でき、軽量で耐候性に優れた素材が様々な空間ニーズに応えられるのです。

都市施設/住居/スポーツ施設

住まいに、街に、生活のあらゆる場所で人への快適性を考えた採光がおりなされています。窓からの採光には、より人にやさしい効果が望まれます。ポリカーボネートプレートの優れた光線透過率、高い安全性、優れた耐衝撃強度が「割れにくい窓」を生み出し、心地よい“光”の演出だけでなく、破損しにくく、雨や風などによる自然環境にも対応できます。