パナソニック商品

アーキスペックトイ

パナソニック Archi-spec TOI は小さくても凄いやつです。

Panasonicのちょっとおしゃれな雨といにArchi-specTOIがあります。
表面は凹凸が無くつるっとしていて、前高になった細い雨といです。
色が「ディープブラウン」「スレートブラック」「マットシルバー」の三色があります。色の名前からしてちょっと高級感がありますね。
底幅が「50」しかないですが前側が「125」と細長い軒といです。細いすき間にも入りそうなシュッとしたスリムな形の雨といです。

パナソニックのカタログから排水能力を抜粋しました。
上から細くてすっきりしたアーキスペックトイ、真ん中は良く使われている角といのシルビスケアPC50、一番下は玄関などで使われる小さいアイアン角N3.5Ⅱです。パナソニックの3つの角といを並べてみました。
アーキスペックトイの底幅は「50」と小さいですが、シルビスケアPC50と比べても遜色のない排水能力があります。

アーキスペックトイは水勾配が1/1000≒水勾配なしでの施工が可能なので、ほぼほぼ真っ直ぐに軒といが付けられます。ですので雨といと屋根との一体感も増します。
排水能力の表にも※印があるように、この排水量はサイホン現象が発生した場合の排水量になります。
サイホン現象を起こすには落とし口より2m以上の高さが必要だとか、P型集水器でたてといを合流させるときは主管をストレートに設置するなどいろいろな条件があります。
この辺の施工上の条件はパナソニックの公式ホームページから確かめて下さい。対応している屋根形状などの確認もできます。

注意しないといけないのは、接着剤です。
接着剤は「いぶし雨とい用」の接着剤を使います。
アーキスペックトイは材質が「フッ素樹脂塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき銅板」で出来ており塩化ビニル樹脂で出来ていないので、普通の住宅用で使う接着剤ではなく、シリコン系の接着剤であるいぶし雨とい用の接着剤を使用して施工してください。
このちょっと変わった材質を使う事で住宅外観になじむ質感となどArchi-specTOI独特の趣が感じられます。

Panasonic Archi-spec TOI のページ
施工事例の写真もいっぱいあります。おしゃれな軒先をご覧ください。