名古屋市には城があります。
尾張徳川のお城「名古屋城」です。
「尾張名古屋は城でもつ」とも言うくらいですし、皆さんご存知だと思います。
愛知県に住んでいれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。
そんな名古屋城ですが雨樋があります。
名古屋城独特の雨樋だそうですよ。
石垣を伝って堀までいっているので目立ちますので、雨樋と認識しているかはわかりませんが、ついている事は知っているのではないでしょうか。
空襲で燃えているので、復元した時につけた物かな?とか思っていたこともありますが、
建設当初からあったようで、宝暦の大改修の時に増設もされているようです。
【1880年ごろに撮影された名古屋城】
軒先についている軒樋は無いみたいですし、どういう構造になっているのかはよくわからないですけど、他のお城で雨樋を見たことはない気がします。
屋根が凸凹しているので谷になる部分があると思うので谷樋からお堀まで雨水を流しているのですしょうか。
江戸時代の金物が高価だった時代に、「銅」で雨ざらしの部分を作ることで財力的なものを誇示してたのでは?という話もあるらしいです。
時代背景まで掘り下げられる知識があったら完璧な雑学になるのですが、そんな頭は無いので、取るに足りないうわさ話程度のお話です。
ちゃんとした話は下記ホームページをご参照ください。
↓ 名古屋城 知る→近世のページの一番下辺りにちょっこっと雨樋の話があります。
↓ タニタハウジングウエア 雨のみちデザイン
雨のみちデザイン|タニタハウジングウェア
外部サイト
雨のみちデザイン|雨が育てた日本建築 vol.1 木岡敬雄
「雨のみちデザイン」は、さまざまな角度から「雨のみち」について共に考え、創造していく、タニタハウジングウェアが提供する建築系ウェブマガジンです。
名古屋城の雨仕舞のお話があります。