小話

屋根・雨樋の点検

秋ですね。
台風シーズンがやってきました。
強い風と雨が吹くと雨樋や屋根が飛んでしまうことがあります。

台風が来る前に屋根や雨樋の点検をしませんか?

点検と言っても高所作業のプロでは無いので、高い場所に登るのはとても危ないです。
無理をして怪我をしてはいけません。なるべく目視で気になるところがないか確認しましょう。築年数がたって屋根などが気になって自宅が一階建てだったとしても梯子を立てて屋根の上に登るのはやめた方がいいです。
ご自身が落ちて怪我をするだけでなく、物が落下して下にある植木鉢が壊れたり梯子などを支えてくれている人に当たってしまったりと周りも危険にさらされます。

しかしながら屋根の確認を目視でするのはちょっと難しいかもしれません。隣の建造物が自宅より背の高い建物で入る事ができる施設なら、隣から自分の家を覗いてみればいいですが、なかなかそんな好条件の立地の家はありません。
なので屋根を確認するときは、ちょっと遠くから双眼鏡などで瓦などがずれていないか破損していないか草が生えていないか等を確認してみて下さい。双眼鏡を持っている人はそう多くないと思いますが、最近のデジタルカメラ(スマートフォンのカメラ)のズーム機能を使ってみて下さい。だいぶ優秀ですので、結構見えたりします(距離や性能で見えない事もあります)。


↑会社にあったデジタルカメラで事務所の屋根を撮影しました。
Panasonic LUMIX 品番DMC-SZ8 現在は生産終了しているのカメラを使いました。(発売は2014年。光学12倍ズームらしいですよ。)
私より先に斎田株式会社にありましたのでこのカメラは先輩に当たります。

低い場所の雨樋でしたら脚立で覗くこともできると思います。(足元に気を付けて、極力一人で作業はしないでください。)
脚立に登ってみて、ゴミが詰まってはいないかつなぎ目がはがれていないか、割れていないかを目で見て確認するぐらいでしたらそう危険はないと思います(脚立の上で動くなど不安定な体勢にはならないように気を付けて下さい)。
高い所は大変危険です。屋根と同じく雨樋も目視で確認して下さい。
樋が曲がっている・ずれている・割れているなどの状態異常がないか確認しましょう。
最近は、自撮り棒を持ってみえる人もいると思います。自撮り棒は結構長く伸びるので一階の雨樋ぐらいでしたら覗くことができるの物もあると思います。ご自身がお持ちの自撮り棒が長いようでしたら録画機能を使って雨樋の中も確認してみてください。

目視で確認してみて違和感を感じたらプロに相談です。
台風などの強風や雨で屋根や雨樋が吹っ飛んでいく前に対処してください。
小さな異常で発見できれば被害が大きくなる前に直すことが出来ます。部分修理が可能なら工事金額も少なくて済みます。強風で雨樋などが飛んで誰かの車などを傷つけてしまった、外れた拍子に窓に当たって傷がついたなどが起こってしまっては大変です。そうなる前に対処しましょう。

パナソニック「住まいの雨といカタログ」より抜粋