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神嘗祭

10月17日 神嘗祭です。

神嘗祭(かんなめさい)は伊勢神宮で行われる、最も重要なお祭りとされるのが新嘗祭です。
その年の最初に収穫した「初穂」稲穂を天照大御神にささげて、五穀豊穣に感謝をするお祭りです。
明治の改暦以前は9月に行われていましたが今は10月になりました。
品種や地域によってお米の収穫時期は、変わりますので一概には言えないですが、収穫は9月上旬頃からが本格的に始まるようです。中部地方は10月に入ってから収穫をするのが多いみたいですし、地方によりけりですね。おおむね9月~10月が多いので新米を祝う時期としてはちょうどいい時期です。(沖縄は6月に収穫する稲もあるみたいです。)

伊勢神宮のお祭りは下宮先祭といい、まず下宮で祭儀が行われる習わしがあります。
新嘗祭も、まずは15日から16日に下宮(豊受大神宮)でおこなわれてから、16日から17日に内宮(皇大神宮)で行われます。
翌月に天皇陛下が新嘗祭を行いすべての神々に収穫を感謝します。

↓ 伊勢神宮 ホームページ
神嘗祭の事を書いてあるページです。
由来だけでなく、実際の様子が分かる動画もあります。厳かな雰囲気を画面越しでも感じられます。