小話

陽性梅雨・陰性梅雨

五月も終わりに近づきました。
そろそろ、六月になります。梅雨になりますね。

去年あたりに、六月十一日頃は「入梅」になりますとうブログを書いたような気がします。

入梅今でいう6月11日頃の梅雨入りの事です。 暦の上でのことですので、気象庁が発表する梅雨入りとはずれますが、 昔からこれ位から梅雨...

梅雨のときの雨の降り方で、分けた言い方があります。

陽性梅雨(ようせいばいう)と陰性梅雨(いんせいばいう)です。

語感でなんとなく察せられますが、
陽性梅雨は、 短期間に激しく降り、すっきり晴れる梅雨の事です。天気の変化が激しい梅雨の状態で、気温が高めになる事が多いようです。
陰性梅雨は、 しとしとと雨が長く続き、曇りや弱い雨が続く梅雨の事です。気温が低めになる事が多いようです。

私がイメージする梅雨は、しとしととした雨が長く続く陰性梅雨の方です。
が、住んでいる地方によって梅雨のイメージは違うようです。
西日本(南の方)では陽性梅雨、東日本(北の方)では陰性梅雨になる傾向があるみたいです。
梅雨の前半は陰性梅雨で、後半が陽性梅雨に代わる事も多いようですので人によって、梅雨のイメージまちまちになるかもしれません。
オホーツク海高気圧(千島列島あたり)と太平洋高気圧(ハワイ諸島あたり)のせめぎあいに加えて偏西風の流れなどが影響します。
これに日本の地形(雨雲は山越えが苦手など)も関連してきますので、西日本と東日本では梅雨のイメージが変わってくるようです。

最近のスコールのように降るゲリラ豪雨は、激しく降ってからっと晴れるので陽性梅雨になりますね。