雨樋の何を見てどのタイミングで、交換や修理を頼んだらいいですか?
足場を立てた外壁のメンテナンス時期に、ついでに確認を頼むのがおすすめです。
それ以外だと、年数と見た目での判断になります。
それ以外だと、年数と見た目での判断になります。
1.樋を掛けてからの年数
目安としては、10~30年です。(使用状況によって劣化具合が変わりますので一概には言えません)
見た目は何ともなさそうでも、もろくなっている事もありますので、台風や大雨で壊れたり飛んだりして近隣に迷惑が掛かるかもしれませんので、点検はした方がいいです。
2.見た目
下から見て雨樋が、
・大きく割れたりたわんだりているか。
雪などの重みで広がってしまう事もあります。
・色の変化。
「日陰になっている部分」と「日向の部分」を比べて下さい。色褪せてきているならば、紫外線に多く当たっているという事です。経年劣化でもろくなっているかもしれません。
・軒とい全体の傾斜。
雪や飛来物や暴風の影響で歪んでしまうことがあります。軒といの中に水が残ったままになったり、横から溢れたりしているかもしれません。
・ごみが絡まったり溜まっていないか。
風が運んでくる枯葉や土が軒といの中にたまりますと草が生えたり詰まったりします。
3.雨の日に確認
実際に雨が降っているときに軒といがちゃんと機能しているか確認してください。
大雨の時ではなく普通の雨の時に、横から溢れていないか、屋根からの雨水が樋の中に入っているかをチェックしてください。
これらが見受けられたら一度、確認をしてもらってください。
下から見ただけでは、全部交換になるか部分修理になるかどうかは判断ができません。
割れている場所が小さければ、部分修理が可能です。
ごみが溜まっているだけなら、掃除だけで終わります。
金具から樋が外れただけなら、金物を増やたり、はめ直すだけで終わるかもしれません。