小話

屋根・壁の改修工事

工事前と工事後の画像です。
雨漏りはしていませんでしたが、苔が生えて隙間ができてきた屋根。
窓枠や壁の剥がれてきそうなコーキング。
見違えるほど綺麗になりました。

まず初めに足場を組みます。
サンルーフのある家なのでサンルーフの所はよけてネットを張ってもらいます。
(住みながらの工事になりますので洗濯物が干せないと大変です。)

クレーン車で屋根材を運びます。
今回の工事はアイジー工業のスーパーガルテクト シャイドブルーを使いました。


足場を組んでもらって窓枠の周りのコーキングや壁周りのコーキングのやり直しです。
経年劣化で簡単に剥がれるようになります。


既存の屋根の上に防水シートを引いてから、
レッカー車で上げた屋根材スーパーガルテクトを施工していきます。

屋根の頂上に換気棟を取り付けます。
防水シートに4cmの細長い穴を開けて、その周りにタフモック(材木の代わりに使うプラスチックでできた下地)
を取り付け換気棟を付けます。
屋根の棟に穴を開けて雨が入ってこないか心配?
大丈夫です。
雨水が入らない構造になっています。

今回の家は軒裏換気になります。
軒の裏側(雨が入らない場所)に吸気口があり、屋根の上にある換気棟から空気が出ていきます。
屋根裏の換気で得られるのは冬場の結露防止に夏場の温度です。
空気の流れをつくることで家が長持ちし、かつ快適な生活ができます。

雨樋はスタイリッシュなアルミの雨樋です。
タニタハウジングウェアのアルミでシルバーカラーです。
竪樋はバンドレスタイプなので見た目もすっきり。
軒樋の底幅は146mmで大きめです。形も四角で見た目もカッコイイです。
それと、アルミで出来ているので見る角度によって色が違って見えるのでちょっと面白いです。

塗りなおした壁の色は薄い緑色です。
緑色の壁とか派手なイメージがありますが、淡い緑色なので派手さはないです。
ちょっと説明が難しい感じの緑色ですが、明るい壁になりました。
(写真だと白色にしか見えないぐらいの色です。)

↓こんな色。

工事が完了です。
周りの家がブラウン系が多いので淡い色になって明るい家になりました。
屋根の紺色も壁を引き締めていい感じです。

リフォームの感想

ガルテクトを選んだ理由は「遮音性」「断熱性」「防火性能」です。

今までは大雨が降ると五月蠅くて電話の声も聞こえにくかったのが、今はとても静かで玄関を開けて初めて土砂降りに気が付くぐらいです。
これまでは、38℃を超えるような暑い日は、クーラーを入れてから冷えるまで一時間ぐらい(特に2階の部屋)掛かっていましたが、今は5分ぐらいで部屋が冷えます。
これは実感をしない方がいい性能ですが、防火性にも優れているとカタログで見ました。
もしもの時に、少しでも被害が減ると思うと安心です。

一番こだわったのは、アルミの樋です。
太陽の光だけでなく、月明かりでもピカピカと光ります。
「普通の塩ビの樋でいいじゃん」と旦那には(顔で)言われましたが譲りませんでした。
こだわって探したかいがあって大満足の雨樋です。

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今回出てきた材料
屋根
・屋根材
  アイジー工業 スーパーガルテクト シャイドブルー
・防水シート
  田島ルーフィング
・ケイミュー タフモック
  屋根の下地に使うプラスチックの材木です。

雨樋
  タニタハウジングウェア ビルアルミ 軒樋 H9号 シルバーカラー
  タニタハウジングウェア ビルアルミ たてとい60 シルバーカラー


 標準色(マンセル値) SR-415 「SR-415 3GY8.8/1.1(マンセル値)」
 薄い緑色です。