レベルバンドは排水管勾配支持金具です。
排水管の勾配を取るために使われる配管支持金具です。
金具の推奨される間隔（支持間隔・勾配）は、1ｍ以下です。
壁面固定の立管振れ止め支持や天井固定の横走り吊り配管支持に応用は可能ですが、
基本的には床面に使います。
（壁面・天井固定に使う場合は、条件がいろいろありますので、必ず確認して下さい。）
今回は、レベルバンドの兼用型の紹介です。
写真は、日栄インテック レベルバンドＦ（ＧＰ・ＶＰ） ６５Ａ-８０Ａ １２０Ｈ です。
レベルバンドＦ のＦはフリーのＦです。２～３サイズの兼用になります。
６５Ａ～８０Ａのサイズが入るレベルバンドなので、ＶＰ６５（ＶＵ６５）・ＶＰ７５（ＶＵ７５）の塩ビパイプに使えます。
他にも優れた機能として、
部品（ナットとバンド）の分解をしなくてもパイプが入れられるので施工が楽になります。
（上になるバンドの片側がフックのような形になっていて、ずらすことが出来ようになっています。）
ボルトが台座から簡単に取り外すことが出来ます。
（台座とボルトの部分にロックナットが付いています。）
台座の中央に「センターマーク」が付いていて、合わせる位置が一目でわかります。
（△のしるしが付いています。）
ただフリーサイズなので、
塩ビパイプの６５を入れた時に、バンドの左右に少し隙間があります。
ボルトとバンドには隙間はありません。
（スパナやレンチできちんと締めればきちんと閉まります。写真撮影は手で締めました。）
塩ビパイプの７５を入れた時は、バンドの左右に隙間はありません。
ボルトとバンドには隙間があります。
バンドでパイプを固定しているので性能には問題ありません。
ただ、この隙間が嫌だ・気になるという時は、兼用ではないものもありますので
そちらを注文してください。
日栄インテック レベルバンドＦ
サイズの一覧やカタログが確認できます。
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カットサンプルをレベルバンドにはめてみた時の動画です。
商品なので手でナットをしめてますし、左右で高さが違ったり、突っ込みどころがいろいろありますが、
こんな感じになります、という事はわかると思います。
